まずはブーストカットポイントの引き上げです。昔のECUように16x1や8x1といった構成ではありません。
回転単位でブースト圧を見ており細かな制御がされています。MAP面も2面あります。変更点はオリジナルタービンの場合は中域から高回転域のデータを引き上げます。
次にブースト制御ですがブーストを制御しているMAPが凄くあり全ての面で整合性を取りながら変更を行います。
制御の要素はスロットル量、水温、要求トルク値に対して絶対値を考慮しています。
次にVVT?ですが3面あるもののデータは同一でほとんど作動させていない?データに見えます。ディーゼルとは言えVVTの変更によりパフォーマンスは+に変化するはずです。
スピードリミッターは178・180185Kmの3カ所で制御されています。
要求トルクMAPは3面有りりトルク感をより得るために大幅な変更を行います。燃料MAPですがMAPとして存在します。
色々な条件を加味して噴射量を決めていますので変更したブースト値との整合性をしっかり取ることになります。
ディーゼルですから制御が少なくガソリン車よりも簡単にデータ作りが出来ると思いましたが各要素に対しMAP面が多数有り全体の整合性を取るのに時間が掛かります。